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2024.09.13
学部?学科
    #日本語?日本文学科

集中講義特別公開講演会を開催しました

今年度の日本語?日本文学科の集中講義(特殊講義a,b,c)は愛知淑徳大学創造表現学部創造表現学科助教の押山美知子先生をお招きし、“少女マンガとTVアニメ-〈男装の少女〉の活躍”というタイトルで9月2日(月)~5日(木)4日間、全15講時にわたってご講義いただきました。

最終日の講演会では“「少女マンガの可能性」が示すもの―少女マンガにおける〈少女〉の表象”と題し、本学科の前身である国文学科卒業生の作家、故?氷室冴子さん(1957~2008年)が本学在学時に書いた「少女マンガの可能性」(嵯峨景子著『氷室冴子とその時代』河出書房新社に収録)を導入に、日本における少女マンガの成立過程を明治期の子ども雑誌の性別分化から論じ、コマ割りの進化や描かれた少女たちの眼の十字型ハイライト描写が知性や攻撃性を示すことなど、“内面”が少女マンガにおいてどのように絵に表現されるようになってきたかを論じていただきました。

コロナ禍後、集中講義は2021年に再開されましたが、公開講演会は5年振りの開催となりました。学外からも聴講にお越しいただき、初めての試みとして、講演会は後日動画でも視聴出来るようにもしました(学外一般の方は事前申込者のみ)。
当日の来聴者は講義受講者と合わせ100名近くとなり、盛況のうちに終わりました。

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