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教員紹介

石井 佑可子
Yukako Ishii

所属
文学部 文化総合学科
職位
准教授
メールアドレス
専門分野
感情心理学、発達心理学
キーワード
感情、心理学、非認知的能力

主な担当科目

心理学入門、心理学特講、心理学演習

オフィスアワー

月曜日Ⅱ講時、水曜日Ⅱ講時

現在の専門分野を志したきっかけ

漠然と研究者になりたいなと思ってはいたのですが,心理学を勉強しようと決心したのは,子どもの頃,家にたまたまあった本(「怪談の科学―幽霊はなぜ現れる」ブルーバックス新書)を読んだり,父から人の思い込みについての話を聞いたりして,人の心が面白いなと思ったこと?中高生の時に演劇に興味を持ち,そこから日常生活の中での「振舞う」ということについて勉強してみたいと思ったことなどが理由かなと思います。

好きな言葉

「友だちのあいだでは,天気の話をするだけでも奇蹟が起きるものだ。」(ケストナー著「ファビアン」より)。決して明るい話ではないのですが,主人公と親友の関係がこの一節に込められていてとても好きな箇所です。

おすすめの書籍

日本心理学会監修の「日本心理学会心理学叢書」のシリーズはどれも初学者向きなので読みやすいと思います。たくさんあるのですが,興味のあるテーマのものを手に取ってみてください。

Message
これから大学で
学ぶ方へのメッセージ
心理学は高校までの教科にない学問領域の一つなので,どんなことを勉強するのか想像がつかない人も,反対に期待でいっぱいの人もいるでしょう。大学で魔法でも占いでもない心理学の授業を受けると,思っていたような内容ではなくてがっかりすることもあるかもしれませんが,それを超えて心理学の面白さをお伝えできればと思います。
また,心の働きを扱う心理学の対象は他でもない私たち自身です。心理学研究で考察する際には,専門知識を身につけることも勿論ですが,自分が心を有した主体であるという感覚に敏感になって考える力が強みになります。自身の実感を元にして、通説や既存の理論を活きた感覚で考える面白さを一緒に体験しましょう。